公開日:2026年6月12日 最終更新日:2026年6月12日

ボーナスはいつ振り込まれる?公務員・民間の支給日早見表と確認方法

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ボーナスがいつ振り込まれるかは、勤め先が公務員か民間かで決まり方が大きく変わります。結論から言うと、公務員は法律で6月30日・12月10日に固定民間は就業規則しだいで、夏は6月下旬〜7月上旬が中心です。

この記事では、区分別の支給日早見表と、「7月末は遅い?」「振り込まれたか確認したい」「支給日が土日のときは?」といった疑問への答えをまとめました。なお、ここでは「いつ」支給されるかを扱います。手取り額がいくらになるかは「ボーナスの手取り額|賞与から引かれる税金・社会保険料」で解説しています。


ボーナスの支給日は「公務員」と「民間」で決まり方が違う

ボーナス(賞与)の支給日は、公務員と民間でルールがまったく異なります。

  • 公務員:法律・条例で支給日が決まっている。国家公務員は夏が6月30日、冬が12月10日で全国一律。
  • 民間企業:労働基準法に賞与の支給義務も支給日の定めもなく、各社が就業規則(賃金規程)で自由に設定できる。だから「会社による」が基本。

つまり、民間で働いている人が「うちのボーナスはいつ?」と思ったら、就業規則や賃金規程、給与明細、人事・経理への確認が確実です。締め日・支払日のしくみについては「締め日・支払日とは?翌月末払いなどのパターンを具体例で解説」も参考になります。


支給時期の早見表(公務員・民間の区分別)

代表的な区分ごとに、夏・冬のボーナスの支給時期の目安をまとめました。

区分別・ボーナスの支給時期の目安
区分 夏のボーナス 冬のボーナス 補足
公務員(国家) 6月30日 12月10日 法律・人事院規則で固定。土日に当たる年は前倒し
公務員(地方) 6月下旬〜6月末 12月上旬〜10日ごろ 各自治体の条例で規定。多くが国に準拠
大手・中堅の民間 6月下旬〜7月上旬 12月上旬〜中旬 7月10日前後が多い。給与日と別の「賞与支給日」を設ける会社も
中小の民間 7月中旬〜下旬(8月の例も) 12月中旬〜下旬 遅め=異常ではない。支給なし・寸志のケースもある

※ 公務員の支給日は「一般職の職員の給与に関する法律」および人事院規則九―四〇(期末手当及び勤勉手当)に基づきます。民間は労働基準法に支給義務・支給日の定めがなく、各社の就業規則で決まるため、上表はあくまで一般的な傾向です。


「7月末・8月支給は遅い」って普通?

「友人は7月10日にもらったのに、うちはまだ」——民間では、支給が7月中旬〜下旬、会社によっては8月になることも珍しくありません。これは遅め側ですが、異常ではありません。

そもそも民間には賞与の支給義務がないため、支給日が遅いこと自体は違法ではありません(賞与がない・寸志のみの会社もあります)。気になる場合は、就業規則の賃金規程で「賞与の支給時期」を確認しましょう。

筆者の勤め先でも、夏のボーナスは7月の給与日とほぼ同じタイミングで振り込まれました。月給と同じ日でも、賞与は別の入金として処理されます。「7月10日に入らない=もらえない」ではないので、慌てて人事に問い合わせる前に支給日を確認するのがおすすめです。


ボーナスが振り込まれたか確認する方法(給与と別で見落としやすい)

「支給日のはずなのに入っていない」と感じるとき、実は給与の入金しか見ていないことがよくあります。

給与と賞与は別々の入金として振り込まれ、通帳や銀行アプリの摘要(記載名)が異なることが多いからです。給与の行だけを見て「ボーナスが入っていない」と勘違いしやすいポイントです。

確認は次の順で進めると確実です。

  1. 通帳・銀行アプリで「賞与」「ボーナス」などの摘要が付いた別の入金行を探す(給与とは別行で並ぶ)
  2. 賞与明細(給与明細とは別に発行されることが多い)で支給日・支給額を確認する
  3. それでも見当たらなければ、人事・経理に支給日を確認する

筆者の場合も、給与の入金しか目に入らず一瞬不安になりましたが、明細を見ると賞与は別名目で同じ日に入っていました。「同日に2件の入金がある」前提で見ると見落としを防げます。


支給日が土日・祝日に当たったら?

ボーナスの支給日が土曜・日曜・祝日に重なった場合の扱いは、公務員と民間で次のようになります。

  • 公務員:支給日(6月30日・12月10日)が土日に当たる年は、直前の平日に繰り上げて支給されます。
  • 民間:多くの会社では給与と同じく前営業日に前倒しします。ただし一部は翌営業日になるなど、就業規則しだいです。

「支給日が第◯営業日」「土日なら前営業日」といった規定を実際の日付に直したいときは、営業日計算ツールで土日・祝日を除いて計算できます。前営業日・翌営業日の考え方は以下の記事で解説しています。


公務員のボーナス支給日が6月30日・12月10日である根拠

国家公務員のボーナスは「期末手当」と「勤勉手当」からなり、支給日は6月30日・12月10日と定められています。根拠は「一般職の職員の給与に関する法律」と人事院規則九―四〇(期末手当及び勤勉手当)です。6月1日・12月1日の基準日に在籍していることが支給の前提になります。

地方公務員は各自治体の条例で定められますが、多くが国に準拠しているため、夏は6月末・冬は12月上旬〜10日ごろに支給されるのが一般的です。


新卒・入社1年目の夏のボーナスは少ない・出ないことがある

入社1年目の夏は、ボーナスの査定期間(基準日前の在籍期間)が短いため、寸志(数万円)程度、あるいは支給なしというケースが少なくありません。本格的に受け取れるのは冬以降になることが多いです。

初任給そのものの時期が気になる方は「初任給はいつもらえる?締め日・支払日パターン別の支給日早見表」、手取りの目安は「新卒の手取りはいくら?額面との違いと計算方法」を参考にしてください。


ボーナスの手取りはいくら?

ボーナスは額面がそのまま振り込まれるわけではなく、社会保険料と所得税が差し引かれます(住民税はボーナスからは引かれません)。手取り率は月給よりやや低めになりがちです。

具体的な計算方法とシミュレーションは「ボーナスの手取り額|賞与から引かれる税金・社会保険料の計算方法」で解説しています。自分のボーナスの手取りを概算したいときは手取り計算ツールが便利です。


よくある質問

Q. 公務員のボーナスはいつ支給されますか?

国家公務員は夏が6月30日、冬が12月10日で全国一律です。「一般職の職員の給与に関する法律」と人事院規則で定められています。地方公務員は各自治体の条例によりますが、多くが国に準拠しています。

Q. ボーナスが7月末や8月になるのは遅いですか?

遅め側ではありますが、異常ではありません。民間には賞与の支給日の定めがなく、中小企業では7月中旬〜下旬や8月支給も珍しくありません。支給時期は就業規則の賃金規程で確認できます。

Q. ボーナスが振り込まれたか確認するにはどうすればいいですか?

給与と賞与は別の入金として振り込まれ、通帳や銀行アプリの摘要(記載名)が異なることが多いです。給与の行だけでなく「賞与」「ボーナス」名目の別の入金行を探し、賞与明細でも支給額を確認しましょう。それでも不明なら人事・経理に確認してください。

Q. ボーナスの支給日が土曜・日曜に当たるとどうなりますか?

公務員は直前の平日に繰り上げて支給されます。民間は前営業日に前倒しする会社が多いですが、翌営業日になる場合もあり就業規則しだいです。実際の日付は営業日計算ツールで確認できます。

Q. 新卒の夏のボーナスはもらえますか?

査定期間が短いため、寸志程度か支給なしのことが多く、本格的に受け取れるのは冬以降が一般的です。

Q. 会社にボーナスを支給する義務はありますか?

ありません。労働基準法に賞与の支給義務はなく、支給の有無・支給日・金額は各社が就業規則で自由に定められます。


まとめ

ボーナスがいつ振り込まれるかは、公務員か民間かで決まり方が違います。

  • 公務員 → 6月30日・12月10日に法律で固定(土日に当たる年は前倒し)
  • 民間 → 就業規則しだい。夏は6月下旬〜7月上旬が中心で、7月末・8月支給も普通の範囲
  • 給与と賞与は別入金 → 通帳・アプリの摘要で確認できる
  • 支給日が土日 → 前営業日に前倒しが一般的

支給日が土日に重なるときの実際の振込日は、営業日計算ツールで計算できます。

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Webディレクター。ブラウザ完結ツールを開発・運営。

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